2011年12月31日
2011年12月31日
2012年を 生きるために

なにか希望をもつほど
バカにはなりたくない
絶望するほど
傲慢にもなりたくない
雲が流れていくように
あるがままに

Posted by kimpitt at
20:14
│Comments(0)
2011年12月31日
世界から 10メートル離れて生きる 快感

世界が、すこし遠くなったしまった。
それは、けっして悪いことではない。
俗にまみれて生きるには、かなり強靱な、
あるいは狂人な精神が必要だけれど、
軟弱な人間にとっては、
現実とすこし距離をとるだけで、
生き続けることから生まれるストスレが軽くなる。
どうして、世界が遠くなったのか、
原因は、はっきりしている。
風邪をひいたからだ。
熱は出なかったけれど、
頭全体が痺れているような感じになり、
ふと気がついたら、
耳が遠くなっていた。
まったく聴こえないわけではなく、
すこし離れた位置での声は、無音になる。
近くでも、聴こえる声と、聴こえない声がある。
声質と周波数の関係なのかもしれない。
去年、風邪をひいたあと、
中耳炎になって、
難聴になった。
ついに耳が不自由な人間になるのかと、
しばし覚悟はしたけれど、
1か月ほど通院しているうちに、
ほぼ回復。
だから今年は、
そんなにあわててはいない。
「ああ、またか」である。
世界が静かになれば、
人は、いやおうなしに、
自分と対峙するしかなくなるから、
それがいい。
逃げ続けるるだけで人生を終わるなんて、
貧しさの極致なんだもん、ね。
Posted by kimpitt at
16:53
│Comments(0)
2011年12月30日
ドイツでは 2組に1組が 離婚しているそうで

母子家庭という言葉は、けっこう知られているが、
それと比較すると、
父子家庭という言葉は、かなり地味な存在で、
ほとんど日陰ものみたいになっている。
しかし、この二つの言葉には、
やや差別的なニュアンスがあるのかどうか、
公的には、
「ひとり親家庭」と表現することが多い。
PTAという言葉がなくなり、
保護者会になったのも、関連する現象だろう。
さて、それはさておき、
2011年12月27日の日本経済新聞、
夕刊第9面の「世界の話題」というコラムに、
「ドイツで父子家庭が増加している」
という記事があった。
それによると、
ドイツでは、2組に1組が離婚する時代で、
(まるで、はずれの宝くじか???)
シングルマザーが、140万人、
シングルファーザーが、16万人いるそうだ。
そして、父親が慰謝料を受け取ることは稀ということもあり、
シングルファーザーの8割は、
フルタイムで仕事をしているという。
また、ドイトツでは、日本と同じように、
「子育ては女性の仕事」という意識が根強く、
育児休暇制度を利用する男性は、少ない。
そのため、ドイツ政府は、
男性が働きやすくなるように、
企業の理解を強く呼びかけているとか。
日本では、
「イクメン」という言葉が流通するようになってはきたが、
男女の不平等は、
先進国でも、なかなか解決できないようだ。
男女共同参画・・・
これは、貧困格差の解消とともに、
人類が抱える「永遠の未解決課題」かもしれない。
Posted by kimpitt at
16:24
│Comments(5)
2011年12月29日
2011年12月29日
甘い津波 なんてものが あるわけないのに

「甘い津波・・・」と言う文字を、
新聞紙上で発見して、
一瞬、そういうのもアリなのかと思ったら、
後ろに「予測」という文字があって、
甘いのは津波ではなく、予測のほうだった。
そういえば、大学の体育会系にも、
甘いもの、つまりスイーツ好きが蔓延?しているとか。
なにを隠そう、ぼくも・・・じつは、
アルコールが苦手で、甘いもの好きだ。
人生は、けっして甘くはないとは思っているけれど、ね。
それで・・・好きなスイーツとしては、
アイスクリーム
クッキー
チョコレート
シュークリーム
カステラ
キャラメル
つぶし餡の草餅など。
チョコレートパフェとか、
フルーツサンデーなんかも、
大好物なんだけれど、
ヒマジンではなくて、
ヒマンジになりたくないので、
自粛してはいる。
そして、スイーツ好きは、
女の子にモテルという俗説もある。
それから、
酸味とか苦みとか辛味などは、
訓練をしないと好きにはなれないけれど、
甘いは、一度味わえば、すぐに好きになれるのだという。
ようするに、イチコロでハマルわけか?
某寿司チェーンでは、
スイーツ男子が増えたために、
デザートのメニューを2倍にしたという話もある。
草食男子のつぎは、
スイーツ男子。
いわゆる「男らしさ」なんて、
お呼びじゃないのかもしれない。
女が限りなく男性化しつつあるのと対照的に、
男は、限りなく女っぼくなっていくのかもしれない。
そういえば、
レ○プ被害にあう男の子も、増えているらしいし、ね。
男らしさって何?
女らしさって何?
それぞれの勝手な幻想かなあ。
Posted by kimpitt at
16:48
│Comments(0)
2011年12月28日
「あんた 結婚してるの?」が 口ぐせの人

誰かれとなしに、
「あんた、結婚してるのる?」と言うのが、
ほとんど口ぐせの人がいるという。
結婚相手を紹介する会社の人ではない。
社会学者で、女性学界のジャンヌ・ダルクともいわれる、
あの、上野千鶴子さんだ。
その上野千鶴子さんとの交流を、
コラムで数回にわたって書いている人がいる。
それは、心理学者の小倉千加子さんで、
なかなかスリリングなエピソードが、
散りばめられている。
小倉千加子さんが、あるとき、
女性学の批判をしたら、
上野さんに呼びつけられて、
「女性学を批判するなら、
我々は決定的にあんたを潰す」と、
まずいオデンをごちそうになりながら、
恫喝されたそうだ。
小倉さんも、なかなかの論客なので、
「私は間違っていない。上野さんが間違っているので、
お好きにどうぞ」
と、受け流したそうである。
にもかかわらず、
その後も2人は、交友を持続しているから、
オトナではある。
それと、小倉さんは、上野さんから、
最初のころに、「あんた、結婚してる?」
と質問され、
その後にも、また同じ質問をされたことに、
ひそかにハラを立てながら、
不思議に思っているという。
なにしろ上野さんは多忙な人だから、
前に会ったことも、
そのとき質問したことも、
まったく記憶していないというのは、
いかにも彼女らしいが、
もし自分がそういう目にあったら、
徹底的に非難するのではないか。
たぶん。
それにしても、
初対面の人に、既婚か未婚かを質問するというのは、
とてもユニークだけれど、
凡人の社会常識からすると、
個人情報の越境行為になり、
「親しくもない人に、
なんでそんな質問に答える義務があるのか」と、
内心でむかつくだろう。
もしかしたら上野千鶴子には、
未婚であることの自負と誇りの裏に、
ご本人も自覚できない劣等感が、
ひっそりと眠っているのかもしれない。
そしてそれは、
結婚には、さまざまな負担と苦労があることを、
潔く、あるいは半ば諦念によって、
受容できなかった自我への哀れみなのかもしれない。
合掌!
Posted by kimpitt at
17:29
│Comments(0)
2011年12月27日
2011年12月27日
引きこもれなくても 孤独 そういうのもアリなんだ

外での仕事がない日・時間は、
あったりまえだけど、
ぼくは、自分の部屋にいる。
それは3Fのロフトなので、
通常のパンピーの生活空間からは、
5メートル程度離れていて、
俗世界ではない居場所だと、
自分で認識している。
もともと人通りが皆無に近い、静かな住宅地であること、
バスが通る道路からはすこし奥に入っていることもあり、
車の騒音も聞こえない。
静かな、ひとりの時間を満喫できる空間が、
ぼくは、好きだ。
だって、どんなに好きな人、どんなに信頼できる人だって、
いっしょにいれば、疲れるもん。
ま、流行りの言葉を借りれば、これは、
「ヒキコモリ」なのかもしれないけれど、
孤独は、感じない。
孤独は、街中の繁華街や、
人の集まっている場所にあるものなんだから。
この夏、一冊の本が出た。
「「孤独〕から考える 秋葉原無差別殺傷事件」
芹沢俊介・高岡 健・批評社 1780円
「引きこもれなかった若者の孤独をキーワードに、
個の崩壊の内実を、家族論的考察と、
精神医学的知識によって、再検証する。」
と説明してあった。
引きこもれなかった孤独!
うーん、名言かもしれない。
名言かもしれないけれど、
「引きこもれなかったから、孤独」
ということも、ありうるような気がする。
ぼくは、人間が嫌いではなく、
むしろ好きなほうではないかと思うけれど、
人と人には、快適な距離というものがあるはずだから、
そして、その距離は人によって異なるはずだから、
その距離に無神経な人とは、
いっしょに時間を過ごしたくはない。
Posted by kimpitt at
16:23
│Comments(0)
2011年12月26日
水滴チェックという 至れり尽くせり 「教育」

四国が、騒がしい・・・みたい。
だけど、これらは、四国に限定したことではないかもしれない。
ここ静岡県では、
男子生徒に自分のものを見せた教師がいるし、
女子生徒に触らせた教師もいる。
教師でなくても、
普通は、なかなかできないことなので、
もし、これらが熱心な指導の一貫であるのなら、
すごいことだと思う。
とにかく、教えにくいことを、うまく教えるというのは、
とても難しい。
まして、相手のほうに、
学ぶ気がない場合には、いっそうの困難を伴うと思う。
そして、学習意欲の高い子は、
自分からどんどん学んでいくし、ね。
さて。
はるか遠い南国・四国で起きたのは、
こんな事件である。
ひとつは、「水滴チェック」という検査。
ただしこれは、科学の時間の事件ではない。
某香川県の某中学校では、
1年生の宿泊学習のときに、
入浴後、ほぼ全裸の生徒に対して、
体を拭けているかを確認する「水滴チェック」と呼ばれる指導を、
教員が実施していた。
夜の入浴時に、
男子・女子生徒とも同性の教師が立ち会い、
入浴のマナーなどを指導。
浴室の出入り口に教師が立ち、
入浴を終えた生徒の体を目視し、
水滴が体に付着していれば、
タオルで拭くように指示していたという。
あくまで目視検査なので、
内股などのことまでは、分からないだろう。
爆笑!
つぎも、同じく某香川県の某市立中学校でのこと。
46歳の男性教師が、
個人所有のスマートフォンに保存していた、
裸の女性画像を誤って教室内のテレビに映してしまった。
それは、中学3年生の数学の授業中のこと。
生徒が描いた図形をスマートフォンで撮影し、
テレビに映そうとしたとき、
スマホの画像一覧のなかに、
プライベートで撮影した女性の裸の画像10枚があり、
教師が画面を切り替えるまで約30秒間、
それがテレビに映し出されたという。
その教師は、
自宅謹慎という処分をうけ、
現在は、市教委で研修を受けているという。
研修?
どんな研修なのだろうか。
スマホの上手な使い方かなあ?
生徒に教えるにしても、教師に教えるにしても、
教育というのは、難しいものである。
Posted by kimpitt at
16:56
│Comments(0)