2011年12月30日
ドイツでは 2組に1組が 離婚しているそうで
母子家庭という言葉は、けっこう知られているが、
それと比較すると、
父子家庭という言葉は、かなり地味な存在で、
ほとんど日陰ものみたいになっている。
しかし、この二つの言葉には、
やや差別的なニュアンスがあるのかどうか、
公的には、
「ひとり親家庭」と表現することが多い。
PTAという言葉がなくなり、
保護者会になったのも、関連する現象だろう。
さて、それはさておき、
2011年12月27日の日本経済新聞、
夕刊第9面の「世界の話題」というコラムに、
「ドイツで父子家庭が増加している」
という記事があった。
それによると、
ドイツでは、2組に1組が離婚する時代で、
(まるで、はずれの宝くじか???)
シングルマザーが、140万人、
シングルファーザーが、16万人いるそうだ。
そして、父親が慰謝料を受け取ることは稀ということもあり、
シングルファーザーの8割は、
フルタイムで仕事をしているという。
また、ドイトツでは、日本と同じように、
「子育ては女性の仕事」という意識が根強く、
育児休暇制度を利用する男性は、少ない。
そのため、ドイツ政府は、
男性が働きやすくなるように、
企業の理解を強く呼びかけているとか。
日本では、
「イクメン」という言葉が流通するようになってはきたが、
男女の不平等は、
先進国でも、なかなか解決できないようだ。
男女共同参画・・・
これは、貧困格差の解消とともに、
人類が抱える「永遠の未解決課題」かもしれない。
Posted by kimpitt at 16:24│Comments(5)
この記事へのコメント
part7になったんだ。生きてて良かったです。勝手にフォローしてます。
来たる年もよろしく。
来たる年もよろしく。
Posted by mibuiro at 2011年12月30日 20:12
よもやコメントがつくなんて、
夢想すらしませんでした。
どうも、ありがとう。
ぼくのほうこそ、
生きていて、よかった。
でも、もうすぐ死ぬかもね。
がはははは。
夢想すらしませんでした。
どうも、ありがとう。
ぼくのほうこそ、
生きていて、よかった。
でも、もうすぐ死ぬかもね。
がはははは。
Posted by kimpitt at 2012年01月05日 19:58
キム兄さん、「離婚」については社会主義国のキューバ・ベトナム・中国なども多いらしいですが、社会が進化すると、いや退化かな、男女が自由になると離婚が増えるらしい。その傾向を憂う人もいるけど私は結構な事と思っています。生き物のほとんどは非一夫一妻制、結婚はヒトだけの族を守る窮屈なシステム、少子化も人口減少も大変良い傾向と思っているのですが、一寸過激思想かな? ton弟
Posted by ton弟 at 2012年01月11日 11:40
キム兄さん、「離婚」については社会主義国のキューバ・ベトナム・中国なども多いらしいですが、社会が進化すると、いや退化かな、男女が自由になると離婚が増えるらしい。その傾向を憂う人もいるけど私は結構な事と思っています。生き物のほとんどは非一夫一妻制、結婚はヒトだけの族を守る窮屈なシステム、少子化も人口減少も大変良い傾向と思っているのですが、一寸過激思想かな? ton弟
Posted by ton弟 at 2012年01月11日 11:41
ようするに・・・・・・・
人間は、なんらかに代償と、
それなりの責任を受け入れる覚悟なしには、
自由を手にすることはできない・・・・
ということでしょうね。
日本では、せいどとしての結婚は、
なかば形骸化しているように思います。
人間は、なんらかに代償と、
それなりの責任を受け入れる覚悟なしには、
自由を手にすることはできない・・・・
ということでしょうね。
日本では、せいどとしての結婚は、
なかば形骸化しているように思います。
Posted by kimpitt at 2012年01月19日 20:52