2014年07月01日

心まで インストールできるか  トランセンデンス



    スクリーンでジョニー・デップの顔を見るなんて、
    もしかしたら10年ぶりかもしれないね。
    

    おうおう、生きていたんだね。
    カリブの海賊くん、よかったね。

    
    
    6月27日公開の「トランセンデンス」!
    AT(人口頭脳)の天才の頭脳を、
    コンピューターにインストールする話。
    

    ただそれだけではなくて、
    その頭脳が全知全能の神のようになり、
    暴走を始める話。
    「トランセンデンス」!
    これは、
    超越という意味らしい。

    
    
    あのクリストファー・ノーランが総指揮をとっている、
    というのが、ひとつの注目点。
    監督のウォーリー・フィスターは、
    「インセブション」「ダークナイト」などで、
    撮影監督をつとめ注目された男。

    
    しかし、一般的な注目点としては、
    やはり「AT」・・・人口頭脳・ロボット問題だろう。

    
    この映画のキャッチは、
    「心までインストールできるか」
    である。

    
    さて、あなたは、
    インストールできると思いますか?

    
    どうやらアメリカの専門家たちのなかには、
    「できる」と考えている人がいるらしい。

    
    でも、どうやって????????????????
    

    心の問題、つまり人間の感情を、
    デジタル・コピーに置き換えられるのか。
    でも、どうやって????????????????

    
    
    いまは、
    ほとんどの映画がデジタル・カメラで撮影されているが、
    この作品は違う。
    35ミリ・フィルムが使われている。

    
    デジタル・カメラにはできないことが、
    アナログ・カメラなら可能になるのか。

    
    あのグーグルでは、
    スイッチをON・OFFするだけの車、
    つまり運転ハンドルを使う必要のない車を、
    現実に売り出そうとしている。

    
    ウムウム・・・ウーーーーーム。
    最先端科学大好き人間は、
    この映画にひかれざるをえないだろう。

    
    
    ところが、
    このドラマのなかでは、
    同じ人口知能研究者でもある恋人の女性が、
    余命1ヵ月と宣告された恋人の頭脳を、
    インストールしてしまうのである。

    
    彼は死んでしまっても、
    彼の頭脳と心は、永遠に残るからだ???

    
    ところが・・・・・ここからは、見てのお楽しみ。
    

    
    映画のエンディングに流れる歌の歌詞は、
    「どんな未来であれ、
    ぼくは、君といっしょにいたい」
    

    この曲は、「ジェネシス」という。
    ジェネシスとは、「創世紀」という意味である。

    
    頭脳と心が、
    コンピユーターで再現できる時代になっても、
    「ぼくは、君といっしょにいたい」

    
    このように人間の愛は変わらない?
    人の心は、古風なままなのである。
    

    なんか、笑いたくなってしまった。
    
    
    
    

  

Posted by kimpitt at 22:18Comments(2)