2012年01月05日
俺の耳は まだ子ども 心もたぶん だけどさ・・・・・・

医師は、こともなく呟いた。
「これ、普通は、子どもがかかるものなんですけどね」
それでも、悪いと思ったのか、取りなすように、
「ま、大人でも、やらないわけではないですが」
ハンバーガーに、フライドポテトに、ストロベリーシェイク。
カレーライスに、チャーハンに、ギョーザ。
ピザに、パスタに、アイスクリーム。
友人いわく、
「食べてる好物が、子どもそのものじゃん」
そうなんだよ。
食べるものも、かかるビョーキも、
ほとんど子ども。
いっそのこと小児科へ行こうかと思ったけれど、
耳鼻科へ行ったのだった。
12月の後半から風邪気味になって、
年末ちかくに、難聴になった。
3が日が最悪で頭は重く、
気分は不快そのもの。
電話の声は、なんとか聴こえたけれど、
ほとんど会話は不能に近かった。
耳鼻科医は、カルテを見て、
「一昨年の11月にも、やってますね」
あのときの発端は、
風邪による中耳炎だった。
しかしこんどは、痛みはなかった。
生きることに必然的に付随する痛みのほかには、ね。
両耳の鼓膜に注射針のようなものを刺し、
中にたまった水を抜いた。
黄色のキャンデーのような液体が、左右の耳から、
ティースプーンにそれぞれ軽く一杯くらい、出た。
これしせゃ、聴こえなくてあたりまえだ。
水を抜いたとたんに、
かなり聴力は回復し、
頭の重苦しいさも、軽減された。
「ようするに、風邪が耳へきたのです」
たしかに。
前回も今回も、風邪はひいたものの、
熱は、ほとんど出なくて、
頭痛・咳・痰・不快感のみ。
寝込むほどではなかったけれど、
身体全体に不快感が充満し、
けだるくて、足の筋肉などが痛み、
生きていること自体が、辛かったのだ。
これらはすべて、
耳の仕業だったのか。
耳が、まだ子ども。
心も、子ども。
食べるものも、子ども。
でも、○器だけは、子どもじゃない。
だって、毛が生えてるもん。
「クスリは1週間分だしておきますから、
様子を見ましょう、
もし、なにか異変があったら、来てください」
耳は子ども。
耳は子ども。
耳は子ども。
俺の身体って、
いったい、どうなっているんだ!!!???
Posted by kimpitt at
16:33
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