2012年06月15日

徳島県の山奥に  浮世離れした宿がある



 
    祖谷渓!


    
    「祖谷渓」を、なんと読むか。
    「そやけい」では、ない。
    「いやけい」だ。

    
    祖谷渓は、どこにあるか。
    四国・徳島県の山奥にある。
    行政区分でいうと、
    「徳島県三好市」になる。

    
    
    その祖谷渓の、さらに山奥に、
    「落合集落」というところがあり、
    そこに、
    「浮生(ふしょう)」という宿泊施設がある。

    
    山の斜面にへばりつくような寒村の最上部に、
    しずかに佇む古民家。

    
    
    この古民家民宿の持ち主は、
    アメリカ人のアレックス・カーという男性だ。

    
    アレックス・カーは、
    1952年アメリカ・メリーランド生まれの、
    東洋文化研究者。

    
    エール大学日本学部を卒業し、慶応大学に留学。
    77年から京都に住み、
    日本やタイなどの伝統文化を研究してきたという。
    

    そして、いま、京都や徳島などを拠点に、
    日本の景観保全活動を進めている。
    

    
    さて。
    「浮生」の宿泊は、
    1団体が丸ごと専有する「貸し切り」スタイル。
    思い思いのスタイルで、
    山里の茅葺き民家ステイを楽しむことになる。

    
    滞在中は門限もなく、外出も自由。
    宿はナンバーロックシステム(ナンバーを入力して施錠、解錠する)
    を採用しているため、
    鍵の受け渡しもない。

    
    茅葺屋根の民家とはいえ、
    バスルーム、空調設備、リネン、床暖房など、
    最新の設備を備えている。

    
    
    IHのキッチンに調理器具一式、
    基本調味料類(塩、こしょう、醤油、サラダ油、みりん、砂糖)
    を備えており、
    ひととおりの調理、つまり、
    自炊することができる。

    
    もちろん、希望すれば、
    地元の農家から、郷土料理の食事の提供も可能。

    
    えーと、えーと、えーと。
    それ以降は、省略。

    
    
    ただし、
    宿周辺には、イノシシ、鹿、猿などの野生動物や、
    マムシなどの危険な生物が生息していて、
    夜や夏場には蛾や昆虫類が宿内に入ってくることもある・・・
    そうです。

    
    
    関心のある人は、
    インターネット検索で、詳細情報を入手すること。
    ぼくは、とても心ひかれています。

    
    行ってみたいよん。
    
    
    

    




Posted by kimpitt at 15:49│Comments(0)
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