2012年05月26日
涙の告発 静岡カンヌの黒恥
このイベントは、
「シズオカ × カンヌウィーク2012」ではなく、
「シズオカ赤恥青恥 × カンヌウィーク2012」
にしなければ、
キャッチと実態に、大きな誤差を生み出すことになります。
それでは、そのレポート第3弾。
「トニー滝谷」を上映したあとの、
ユーロスペース支配人北条誠人さんのトーク。
インタビュアーは、
なんとかいう、静岡出身という無名のタレントさん。
この人の母親さんは、某自治体の公務員で、
若いときは、とてもカワイかったそうです。
さて。
悪い予感はしたのですが、
それが幸運にも、ドンピシャリでした。
北条誠人さんは、静岡(清水)の出身。
とても人柄が良さそうで、
語りにも、それなりの深みはありました。
しかし、インタビュアーには、
映画・ミニシアターに関する知識が皆無で、
「はい、そうですか」と、ただ受けるだけ。
映画の買い付けに話題が及んでも、
どのように交渉をしていくのか。
映画祭における商談のありかたとか、
そういうところへの誘導・突っ込みがない。
「作るよりも、上映するほうが向いている」
という北条さんの話に、
「上映するうえで、一番の困難はなになのか」
「つくった作品を上映してもらうための工夫」
といった質問も出てこない。
一事が万事そういう調子なのです。
ようするに、
聴き手側に、なにも熱意が感じられない。
それは、間違いなくゲストにも伝わって、
結果的に、相手も熱意のあるトークからは、
遠ざかっていく。
まだ始まったばかりですが、
主催者・責任者ともに、
カタチだけを整えようとしたイベント。
デイレクター不在の進行管理。
これは、赤恥・青恥というよりも、
黒恥ですね。
Posted by kimpitt at 20:54│Comments(0)