2012年01月21日
中国からオランダへ そして スイス経由で日本へ
2012年は、
のっけから、ドラマチックだ。
まずは、ワンビンの「鉄西区」を、
録画DVDで、見たこと。
そして、会わなくなって10年ぶりくらいなるHくんが、
ぼくの新しいブログを検索で発見して、
「生きていて、よかっあ」と、
コメントをつけてくれたこと。
Hくんは津軽・弘前の出身で、
いまは東京にいる。
つぎに、タル・ベーラの最新作、
「ニーチェの馬」の日本公開が決まったこと。
そしてつぎは、ジャジャジャーン!
スイスのサイトへ注文しておいたDVDが、
無事に届いたこと。
これは、オランダで発売された、
ワンビンの「鉄西区」のDVD。
2009年の発売なので、
もはやあまり流通していなくて、
英国、フランス、米国、ドイツと、ネットで探索して、
ようやくスイスのサイトが在庫を持っていることを、
発見したのだった。
敷かし、なにせスイスのサイトへオーダーするのは初めてで、
ほんとうに入手できるのか、
ずっと不安だった。
この「鉄西区」のDVDは、4枚組・送料込みで、
なんと、「42・30ユーロ」。
いまでは、1ユーロが100円を割っているけれど、
100円で換算しても、
「4枚組・送料込み 4230円」というのは、
バカ安値だ。
だって、フランスでは、
88ユーロと、139ユーロで売りが出ていたからね。
現物のDVDを見てわかったのは、
これが、ロッテルダム映画祭事務局で、発売していたこと。
うーん、うれしいなあ。
日本で、
「鉄西区」の英語字幕入りのDVDを持っている人って、
いるのだろうか。
いてもいいし、いなくてもいいけど、
個人的には、いて欲しくないです。
がはははは。
なお、このDVDの梱包や送付状は、
英国・米国からのものより、
ずっとずっとしっかりしていて、
送付用の段ボールケースも、極上でした。
それにしても、
中国の映画が、オランダでDVDになり、
その在庫が残っていたのがスイスで、
それを、日本人?のぼくが、オーダーしたなんて、
素敵な越境イベントだと、思いませんか?
え? 思わない?
あっ、そう!
Posted by kimpitt at 20:26│Comments(0)