kimpittの「勝手に映画ネチズンpart7」

　
　　　　すみません。
　　　　ワン・ビンの「鉄西区」に取りつかれて、
　　　　エンエンと語り続けているぼくですが、
　　　　まずこれだけは、どうしても記録しておきたいというか、
　　　　告白したいという衝動にかられます。
　　　　
　　　　ま、一種の性衝動のヴァリエーションかもしれません。
　　　　うふ。
　　　　
　　　　それは、
　　　　「鉄西区」のＤＶＤに関することです。
　　　　
　　　　ぼくは、親友の支援により、
　　　　スカパーの放映ものをブルーレイで録画したものを、
　　　　持っていはいるのです。
　　　　しかし。
　　　　その作品がモノスゴク気に入ると、
　　　　☆器の、ではなく正規のＤＶＤが欲しくなるのです。
　　　　☆器のＤＶＤだつて、すこしは欲しいですけどね。
　　　　
　　　　そこで、ある日、
　　　　ネットでの検索を開始しました。
　　　　
　　　　「鉄西区」の英文タイトルは、
　　　　「Ｔｉｅ　ｘｉ　Ｑｕ：Ｗｅｓｔ　ｏｆ　ｔｈｅ　ｔｒａｃｋｓ」
　　　　です。
　　　　
　　　　まず、アマゾン・ｕｓａｉには、ありませんでした。
　　　　つぎは、アマゾン・ｕｋ。
　　　　カタログには掲載されてしましたが、取り扱い中止。
　　　　つまり、在庫もなく入荷予定もないということです。
　　　　
　　　　つぎに、アマゾン・ｆｒ。つまりフランスです。
　　　　ここまでやってきて、「鉄西区」は、
　　　　英国とフランスで、ＤＶＤが発売されていたことを知りました。
　　　　で、フランスでの在庫は、なし、
　　　　ただし、業者が売りに出しているものが、
　　　　２点ありました。
　　　　ひとつは、８８ユーロ。
　　　　もうひとつは、１３９ユーロ。
　　　　１ユーロは、ごく最近、ついに１００円を切りましたが、
　　　　換算レートは、相場よりすこし高いので、
　　　　８８ユーロだと、８８００円プラス送料、かな。
　　　　うーん。
　　　　サイトの表記は、もちろんフランス語。
　　　　
　　　　つぎに、アマゾン・ドイツです。
　　　　あ、ありました。
　　　　しかし、１－２か月以内に入荷予定とのとこ。
　　　　値段は、４５ユーロ。
　　　　
　　　　フランスは、高すぎるし、
　　　　ドイツは、あてにならない。
　　　　
　　　　５分くらい迷ったのですが、
　　　　諦めることにしました。
　　　　
　　　　
　　　　そして、翌日、
　　　　じつは、フリをしただけで、
　　　　マジに諦めてはいなかったのですね。
　　　　
　　　　そこで今度は、
　　　　ダイレクトに、
　　　　「Ｔｉｅ　ｘｉ　Ｑｕ：Ｗｅｓｔ　ｏｆ　ｔｈｅ　ｔｒａｃｋｓ」
　　　　「ＤＶＤ」
　　　　という二つのキーワードを入れて、
　　　　検索をかけました。
　　　　
　　　　
　　　　す、す、すると。
　　　　「Ｔｒｉｇｏｎ　Ｆｉｌｍ」というサイトに、
　　　　在庫がありました。
　　　　ウッソー！！！
　　　　売値は、３５ユーロです。
　　　　ウッソー！！！！！！！
　　　　
　　　　アドレスを調べたら、
　　　　スイスにあるアジア／アフリカ系の作品を、
　　　　専門に扱っているサイトで、表記は英語でした。
　　　　
　　　　カタログを見ると、
　　　　グラウベル・ローシャ（ブラジル）
　　　　ミゾグチ・ケンジ（ジャパン）
　　　　などの作品も掲載されていました。
　　　　
　　　　そして、オーダーのシステムもしっかりしていて、
　　　　なんだか信用できそうなので、
　　　　意を決して、オーダーしてしまったのです。
　　　　
　　　　発送は、２－３日以内。
　　　　遅れているような場合には、
　　　　メールでお知らせください・・・と。
　　　　
　　　　ジャーン。
　　　　決め手になったのは、
　　　　まず、値段。
　　　　フランス版は、４枚組でしたが、
　　　　こちらは、英国版で、３枚組かもしれません。
　　　　それが、
　　　　送料込みで、４３ユーロ、
　　　　つまり、４５００円もしないのです。
　　　　５年前くらいの発売なので、
　　　　ディスカウントされているのかもしれません。
　　　　
　　　　
　　　　それと、非欧米系の作品専門のＤＶＤ販売サイトであること。
　　　　そして、スイス。
　　　　なんか悪徳業者のいないクリーンな国のような気がしました。
　　　　
　　　　あ、載っていたのは、
　　　　フランス版ではなく、英国版。
　　　　つまり、字幕も、英語のはずです。
　　　　
　　　　こうして、
　　　　２０１２年の胸騒ぎがスータトしました。
　　　　
　　　　スイスよ、ぼくを裏切らないでくれ！