2011年12月12日

「石子順造的世界」という 美術展




    「14時間のドライブ」の
    PART2です。
    
    
    早朝7時に出発して、
    なぜ府中クンダリ?へ向かったのか。
    
    それは、
    府中美術館で、
    「石子順造的世界」という美術展が、
    始まるからで、
    12月10日が、そのオープンの日でした。
    
    そして、その美術展には、
    わが絵画の師匠・飯田昭三さんの作品が、
    展示されているからです。
    
    石子順造さんという人は、
    1928年の生まれで、
    東大経済学部を卒業して、どこかに就職したのですが、
    肺結核を患い、空気のいいところで転地療養をするため、
    静岡に転居し、鈴与株式会社に勤務しました。
    
    そこで、地元の若いアーチストたちと、
    美術活動を展開し、
    やかで、飯田昭三さんたちのグループ「幻触」と、
    接点をもった・・・らしいのです。
    
    石子順造さんは、
    マンガなどのサブカルチャーにも強い関心を寄せ、
    つげ義春・横尾忠則・寺山修司・赤瀬川源平などとも、
    交流をもっていたようで、
    会場には、彼らの若き日の作品も提示されていました。
    
    
    ですから、飯田さんも、そういう人たちと交流があり、
    むかし、つげ義春や寺山修司が家に遊びに来たということは、
    前々から聞いていて、
    マジにびっくりしたものでした。
    
    
    んで、なんでそういうスゴイ人(飯田昭二さん)に、
    ぼくたちが絵を教わることになったかというと、
    ぼくが、静岡市内のあるギャラリーの運営に関係していたとき、
    ふとしたことで、知り合ったのです。
    
    寡黙で、社交性などまったくもちあわせない、
    哲学者もどきの雰囲気の人でしたが、
    奇妙に心ひかれるものがあって、話も合い、
    自然と親しくなりました。
    
    話し始めると、いろいろ語りたくなるのですが、
    ここでは、ぐっと理性?をきかせて、
    やめておくことにします。
    
    
    とにかく飯田さんは、
    売名とか権力とかを嫌う孤高の人で、
    ぼくは、ほんとうに尊敬しています。
    
    つんつん。
    
    
    
    
   



Posted by kimpitt at 16:18│Comments(0)
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